2-way (つーうぇい)
バンクショットや遠い薄い球等、難しいショットの時に、ポケットに狙うのと同時に外れた場合にはセーフティにもなる様な考え方(ショット)。
→アンドセーフ、 セーフティ(プレイ)、 two-way、 ツーウェイ、 抜けセー
3ファール (すりーふぁーる)
続けて3回ファールをすると負けになるというルール。
但し、2ファールの時点で相手プレーヤー(審判がいる場合は、審判)が2ファールを宣告して、始めて3ファールが有効になります。
2ファールを宣告しないと、続けて何回ファールをしても、ず〜っと、2ファールのままで3ファールは、カウントされません。
8-Ball (えいとぼーる)
15個の的球と手球を使い、的球のうち1〜7のローナンバーボールと9〜15までのハイナンバーボールどちらかの自分のグループボールを全て落とした後、8番を落とせば勝ちというゲーム。
他のゲームと違い、ブレイク時を除いて自分のグループボールを全て落とす前に8番を落としたりファールと同時に8番を落としたら負けというルールがある。
→オープンテーブル、 エイトボール
9-Ball (ないんぼーる)
1〜9番迄の9つの的球と手球を使い、常にテーブル上の最小番号の球に手球を当てるというルールで、順次ボールをポケットしていき、最終的に9番を落とした者が勝ちというゲーム。
テーブル上の最小番号の球に最初に当ればいつ9番を落としても勝ちとなるので、ブレイク時に9番が入るとその時点でそのゲームは終了。ブレイクエース
→ブレイク・エース、 ブレイク・ナイン、 エース、 ナインボール
two-way (つーうぇい)
→2-way
厚み (あつみ)
的球を狙う時に手球が的球に掛かる度合。
手球と的球を結ぶ線と的球を走らせたいコースの角度が狭いほうが厚く、広いほうが薄くなる。
後球 (あとだま)
撞いた後に残った球の配置の事。
又は、自分がミスして相手に変わる(テーブルを渡す)時の球の配置。
→先球、 もらい球
穴振り (あなぶり)
ポケットビリヤードのポケットは、大体球2つ分ほどの幅があります。
そして、的球が穴前なのにフリの無い配置になった時、ポケットの幅の範囲でフリを付けるテクニックです。
アンドセーフ (あんどせーふ)
バンクショットや遠い薄い球等、難しいショットの時に、ポケットに狙うのと同時に外れた場合にはセーフティにもなる様な考え方(ショット)。
→セーフティ(プレイ)、 2-way、 抜けセー
イレイチ (いれいち)
とりあえず先球をポケットに入れる事が先決で、後の配置などお構い無しで撞く事。
「シバキ」とは、違って先球を入れる事には、集中している。
→シバキ
イングリッシュ (いんぐりっしゅ)
ひねりの事。
→ひねり
インパクト (いんぱくと)
直訳すると色々な意味がありますが、ビリヤードの場合は、衝撃とか影響とか感化とかいう意味ではなく、当った瞬間という意味で使います。
ショットの時のタップが手球に当った(当る)瞬間の事です。
インレイ (いんれい)
象嵌。
キューのデザインの1つで、キューに凹型を刻み、それに組み合わさる様に作成したパーツを嵌め込んで接着し、デザインを作っていく工法。
嵌め込むパーツは、銘木や象牙が多く使われるが、ターコイズやマラカイト、その他の宝石等も使われる。
→キュー、 ハギ
エース (えーす)
カーブボール (かーぶぼーる)
キューを立て、通常のストロークで手球の左右を撞いて、ショットの後手球にカーブを与えるショット。
※キューを立てるショットは、ラシャを破いたり傷つける恐れがあるので絶対に初心者は、しないで下さい。
カット(ショット) (かっと(しょっと))
非常に薄い球(手球を撞くコースと、的球を走らせるコースが限りなく90度に近い)をバンクショットを使わずに、薄く当てて取りに行く事。
カラーボール (からーぼーる)
通常のゲームで的球として使われる、番号の付いた色付きのボール。
空クッション (からくっしょん)
手球を直接的球に当てずに、一度クッションに入れてから的球を狙う事。
→ひっかけ
キスショット (きすしょっと)
的球を他の球にあててポケットインさせる方法。
→キッスイン、 キャノンショット、 コンビネーションショット
キックショット (きっくしょっと)
先球がクッション前にあって、非常に薄い場合、直接先球に当てずに、一度奥のクッションに当ててから、先球を取りに行くショット。
キッスイン (きっすいん)
的球が他の球に当たってコースを変えてポケットインする事。
キスショットをする事を、キッスインを狙うとかキッスインさせるとか言います。
→キスショット
キャノンショット (きゃのんしょっと)
的球に当てた手球を他の球に当てて他の球をポケットインさせるショット。
豆知識:カメラメーカーのキヤノンは、キャノンではなく”キヤノン”と書きます。(本当!)
→コンビネーションショット、 キスショット
キュー (きゅー)
1.大差で負けた者が最後に発する鳴き声のような言葉。
他に、「キャン!」っと言う場合もある。
2.ビリヤードで球を撞く為の道具。その多くは、木製で重さやバランス、太さや硬さ等で特性が変わってくる。
→グリップ、 フォアアーム、 バットスリーブ、 バットキャップ、 ハギ、 インレイ、 剣ハギ、 竹の子ハギ、 バンパーゴム
キュー尻 (きゅーじり)
キューの太い側の端。
→バットスリーブ、 バットキャップ、 バンパーゴム
キューボール (きゅーぼーる)
手球の事。
キューで撞く白いボールの事。
→手球
キューミス (きゅーみす)
あまりにも手球の端を撞きすぎたために、キュー先が滑ってしまう事。
「カシュッ!」と、なんとも情けない音がする。
昔は、キューミス自体がファールだったが、現在のルールでは、キューミス自体はファールとはならない。
→ミスジャンプ
曲球 (きょくだま)
通常のショットとは違い、プロやハイアマチュアが客に魅せるショット。
1ショットで複数個の球を入れるセット球や、ショット後の手球のアクションで他の的球を落としたり、通常起こり得ない状況からのスーパーショットで観客を魅せる。
→トリックショット
クッション (くっしょん)
テーブルの周りに張られた、断面が三角形のゴムにラシャが巻かれたもの。
手球がクッションと接する時、接点は、球の中心より上になるようになっている。
だから、クッションと接している球を上から見ると少しクッションに入り込んでるのがわかる。
ある玉屋では、クッションと球の接点がほとんど中心にあって押し球でクッションに入れると、球がせり上がる時がある。(最悪なので、店名は言えませんが・・・)
クッションジャンプ (くっしょんじゃんぷ)
クッションに向かってジャンプショットをし、クッションの反発力を使って手球を高くジャンプさせるテクニック。
組みハギ (くみはぎ)
→ハギ
グリップ (ぐりっぷ)
1.キューの糸や皮が巻かれた部分。
2.ストローク時の握りの事。または、握り方の事。
→キュー、 バットスリーブ
蹴り上げ (けりあげ)
クッションにタッチした(限りなく近い)球を、その球を撞く前の段階で他の球を入れる際にヒットさせてクッションから離す事。(サイドポケットが狙えるようにする)
剣ハギ (けんはぎ)
2つの木材を組み合わせる結合方法の1つで、剣状に先を鋭く尖らせた形状で互いに組み合わさる様に加工して結合する工法。
2種類の木材を使い、キューの形に加工すると、組んだ部分が先が鋭く尖った剣状の模様となる。
同じ剣状のデザインでも、先が鋭く尖っていないものは、インレイで作製されており、ハギとは異なる。
ハギ風インレイと区別する為に本ハギと呼ばれる事もある。
→キュー、 ハギ、 竹の子ハギ
コーナー(ポケット) (こーなー(ぽけっと))
ポケットビリヤードのテーブルの四隅にあるポケット(穴)。
→サイド(ポケット)、 ポケット
交代ブレイク (こうたいぶれいく)
前のゲームの勝ち負けに関係無く、1ゲームづつ交代でブレイクする事、ルール。
→連続ブレイク
こじり・こじる (こじり・こじる)
ストロークの際、肩や手首に余計な力がはいって、キューが真っ直ぐ出ない(出せない)事。(特に、左右の方向に力が入る事)
殺し球 (ころしだま)
手球の下を撞いた弱いストップショットで、的球に当たった後の手球の動きを少なくする(殺す)ショット。
→押し殺し
コンビネーションショット (こんびねーしょんしょっと)
手球を的球に当てた後、その的球を他の球に当てて他の球をポケットインさせるショット。
→キャノンショット、 キスショット
ゴキブリ (ごきぶり)
ポケットに狙った的球がクッションの角の部分に当たってクッションに沿って他のポケットに走って入る事。
サイド(ポケット) (さいど(ぽけっと))
ポケットビリヤードテーブルの長い側の辺(レール)の中央にあるポケット(穴)。
→コーナー(ポケット)、 ポケット
サイドレール (さいどれーる)
長クッション。テーブルの長い辺側のレールの事。
→ロングレール
先球ジャンプ (さきたまじゃんぷ)
先球に手球をジャンプショットでヒットさせて先球をジャンプさせるテクニック。
先球 (さきだま)
手球を最初にヒットさせる的球の事。
→後球
先角 (さきつの)
フェラルともいう。
キュー先の保護のために付けられている、象牙又は、プラスチック製の筒状の物。
→座
座 (ざ)
先角にタップを付ける際に、(主に)先角保護の目的で、タップと先角の間に入れるシート状の物。
先角保護以外にも、座を間に入れる事で、タッチが柔らかくなる特徴を生かして、その為に座を使う人も・・・
→先角、 タップ
シバキ (しばき)
「何か(何でも良いから)入ってくれ〜」と意味も無く力いっぱい手球を撞く事。
または、固まりになった球を他の球(先球)を入れる際に割る(散らばらせる)事。
→イレイチ
柴キュー (しばきゅー)
ビリヤード場に常設してあるハウスキューの事。
シャフト (しゃふと)
キューの真ん中より先(細い方)の部分。
分割式のものは、真ん中のジョイントよりも先の部分。
→バット、 パイロッテッドジョイント、 フラットフェイスジョイント
シュートアウト(制度) (しゅーとあうと)
プッシュアウトの事を以前国内では、シュートアウトと呼んでいた。現在は国内のルールでもプッシュアウトに統一されている。
それに伴い、チョーク一個以内なら2度撞きOKのプッシュコールはややこしいのでダブルヒットと名前を変えた。
→プッシュアウト、 プッシュショット
芯押し (しんおし)
通常の押し球とは違い、中心付近の撞点で撞いてストロークで手球に押し回転をかけるショット。
通常の押し球より、的球にヒット後の押し回転の反応が早く、強いショットでも手球が横に逃げる(弾ける)割合が少ない。
→フォローショット、 押し球
ジャンプ&ブレイクキュー (じゃんぷあんどぶれいくきゅー)
通常は、ブレイクキューとして使って、高いジャンプショットが必要な時は、ジャンプキューに変身するキュー。
バット部分が更に分割できて、キュー尻部分を取り外す事が出来るものや、短いスペアシャフトが付いていて、シャフトを交換する事でジャンプキューになるものがあります。
ジャンプキュー (じゃんぷきゅー)
ジャンプショット専用のキュー。
ジャンプショットがしやすいように、通常のキューより短かったり、軽かったりする。
通常のキューでジャンプショットを行うより、手球が高く上がる。
ジャンプショット(ボール) (じゃんぷしょっと)
キューを立てて、手球を勢いよく撞く事で、手球とラシャの下のスレートの反発力で手球をジャンプさせる撞き方。
手球の下をすくう様に撞いてジャンプさせるのは、ミスジャンプと言って故意に行うとファールとなる。
※キューを立てるショットは、ラシャを破いたり傷つける恐れがあるので絶対に初心者は、しないで下さい。
→ミスジャンプ
ジョイント (じょいんと)
分割式のキューの結合部分。
ステンレス製や樹脂製のものがある。
→フォアアーム、 ジョイントピン、 ジョイントカラー、 パイロッテッドジョイント、 フラットフェイスジョイント、 ジョイントインサート
ジョイントインサート (じょいんといんさーと)
ジョイントの雌ネジ部分が、別パーツになっているタイプの、そのパーツの名称。
→ジョイント、 ジョイントピン
ジョイントカラー (じょいんとからー)
ジョイントのバット側結合部分。
または、ジョイント結合部の保護の目的で付けられている円筒もしくはパイプ状のパーツ。
象牙や樹脂、ステンレス等の金属製のものや、木材に樹脂を浸透させて固めたもの等様々。
→ジョイント、 ジョイントピン
ジョイントピン (じょいんとぴん)
ジョイントの雄ネジ。
ステンレスや真鍮、アルミやチタン等の金属製のものと、樹脂製のものとがある。
→ジョイント、 ジョイントカラー、 ジョイントインサート
スキッド (すきっど)
手球が的球にヒットした瞬間に離れずに、一瞬手球と的球が引っ付いたまま移動してから分離する現象。
これが起きると厚く外す。
スロウとは、別。
→スロウ
スクラッチ (すくらっち)
手球がポケットに落ちてしまう事。勿論ファール。
ストローク (すとろーく)
狙いをつけて、キューを後ろに振り上げて実際に撞きだすまでの一連の動作。
3ファール (すりーふぁーる)
続けて3回ファールをすると負けになるというルール。
但し、2ファールの時点で相手プレーヤー(審判がいる場合は、審判)が2ファールを宣告して、始めて3ファールが有効になります。
2ファールを宣告しないと、続けて何回ファールをしても、ず〜っと、2ファールのままで3ファールは、カウントされません。
スロウ (すろう)
手球と的球との摩擦で生じる現象。
手球に横回転(ひねり)が掛かっていると、通常的球の走るコースよりも手球の回転方向にずれる現象。
的球を薄く狙うと摩擦によって、的球のコースが手球の進行方向に向かってずれたり、的球に横回転が掛かったりする現象。
→ひねり、 スキッド
セーフティ(プレイ) (せーふてぃ(ぷれい))
的球をポケットする意志が無い時(ほとんどは、狙えるポケットが無かったり、あっても次の的球へのポジションが取れない時)相手に簡単な配置で交代するのではなく、難しい配置(直接的球が見えないとか手球的球を遠く離したり)で交代する為のプレイ。
もちろん、各ゲームのセーフプレイで行う。
→アンドセーフ、 2-way、 抜けセー
センタースポット (せんたーすぽっと)
→ロングライン
テキサスエキスプレスルール (たきさすえきすぷれするーる)
9−Ballゲームで、ファールしてポケットに落ちたり、場外(テーブルの外)に飛び出した9ボール以外の球は、テーブル上に戻さずに、そのままの状態で相手プレイヤーがプレイを続けるというルール。9ボールは、フットスポットに戻す。
竹の子ハギ (たけのこはぎ)
2つの木材を組み合わせる結合方法の1つで、円弧状の溝を彫って組み合わせる事で、キューの形に削った時に、放物線状の模様が出来る。
キャロム用のキューに良く見られる工法。
→キュー、 ハギ、 剣ハギ
タップ (たっぷ)
Tip(ティップ)とも言う。
キュー先に着ける(付いている)厚さ数ミリの皮製の物。
キュー先の摩擦力を上げるために着ける(付いている)
→座
短クッション (たんくっしょん)
テーブルの短い辺側にあるクッション。
→長クッション、 フットレール、 ヘッドレール
ダイヤモンド (だいやもんど)
テーブルの周囲(レール上)にある丸またはダイヤモンドの形をした印。
長クッション上に6個、短クッション上に3個あり、テーブルを4x8に分割する目安となる。
→ポイント
ダブルヒット (だぶるひっと)
以前は、プッシュと呼ばれていた国内独特のルール。それまでのシュートアウトが海外に合わせてプッシュアウトとなったので、紛らわしい名前のプッシュがダブルヒットに名前を変えた。
手球と狙うべき的球の間がチョーク1個以内ならば、ダブルヒットをコールすることで合法的に2度撞き出来る。
→プッシュショット、 二度撞き、 プッシュ
チョーク (ちょーく)
1.球屋から出て、自分の車に戻るとタイヤから線が引かれてて数字が書いてある事がある。そいつを書く筆記具が、このチョークだ!!
2.昔、マジックパウダーと呼ばれていた白墨の粉を固めたもの、だから黒板に物を書くチョークと同じ。
これをキュー先に塗ると、引き球やひねりが出来るようになる。(昔、チョークが登場する以前は、引き球やひねりなんか無かった・・・)
キューミスを防ぐ為にも、毎回チョークを付けましょう!
長クッション (ちょうくっしょん)
サイドポケットがあるテーブルの長い辺側にあるクッション。
→短クッション、 ロングレール
ちょんまげ (ちょんまげ)
クッション際の手球を撞く時等手球の上を撞きすぎて、キューが滑ってしまい手球の上にキューがのって固まってしまう事。(見たままです。)
ツーウェイ (つーうぇい)
→2-way
撞きづら (つきづら)
土手撞きや球越しのショット等、撞き辛いしょっとの事。
→土手撞き
手球 (てだま)
キューで撞く球の事。
ポケットビリヤードの多くのゲームの場合、番号の書いていない白いボールの事を手球と言います。
→的球、 キューボール
手球フリー (てだまふりー)
フリーボール
特定のゲーム(U.S.9-Ball等)で、ファールでプレイヤーが交代した時に手球をテーブル上の自由な位置に置く事が出来る事。または、そのルール。
→フリーボール
トライアングルラック (とらいあんぐるらっく)
ラック(最初に三角形やひし形にボールを組む事)をする際に使用する、木製または、プラスチック製の角を落とした三角形の枠(道具)。
→ラック、 マス
取りきり (とりきり)
相手から交代した後、台上残った球をすべて落とし切る事。
→ランアウト
トリックショット (とりっくしょっと)
通常のショットとは違い、プロやハイアマチュアが客に魅せるショット。
1ショットで複数個の球を入れるセット球や、ショット後の手球のアクションで他の的球を落としたり、通常起こり得ない状況からのスーパーショットで観客を魅せる。
→曲球
撞点 (どうてん)
手球を撞く時に手球のキュー先(タップ)が当たる位置(点)。
「撞点を下げる」とか「撞点を上げる」とかいう使い方をする。
土手 (どて)
クッション・レールの事。
土手撞き (どてづき)
クッションに接しているか限りなく近い手球を撞く事。
→撞きづら
ドローショット (どろーしょっと)
引き球の事。
→引き球
ナインボール (ないんぼーる)
1〜9番迄の9つの的球と手球を使い、常にテーブル上の最小番号の球に手球を当てるというルールで、順次ボールをポケットしていき、最終的に9番を落とした者が勝ちというゲーム。
テーブル上の最小番号の球に最初に当ればいつ9番を落としても勝ちとなるので、ブレイク時に9番が入るとその時点でそのゲームは終了。ブレイクエース
→エース、 ブレイク・エース、 ブレイク・ナイン、 9-Ball
握り込む (にぎりこむ)
グリップを内側に巻き込んで(手首を内側に曲げて)撞く事。
ストロークの最後にグリップが内側に巻き込む事。
二度撞き (にどづき)
手球を1回のストロークで2回撞いてしまう事。
これをするとファールになります。
ただし、日本では手球と的球の間がチョーク1個分以内の時に限り、プッシュコールをすればファールにならないというルールがあります。
→プッシュショット、 ダブルヒット
抜けセー (ぬけせー)
入れに行くが、抜けた時(入らなかった時)に難しくなる様に考えて撞いてしまうショット。
または、入れにいくのに、抜けた(入らなかった)時の事ばかり考えて撞いてしまうショット。
アンドセーフやツーウェイは、難しい球を果敢に攻めて、外した場合もしっかりとフォローをしている巧い攻撃的なプレーに使われる事が多いが、抜けセーは、入れに集中出来ないで外した場合の事を考えてしまう様な消極的発想の時に使われる場合が多い。
→2-way、 アンドセーフ、 セーフティ(プレイ)
ノークッション(ファール) (のーくっしょん(ふぁーる))
手球が(そのゲームで)決められた的球にヒットした後、テーブル上のいずれかの球がクッションに1度以上入らなければファールとなる。
但し、クッションに当たっただけでは、駄目。クッションに当たった後、離れて始めてクッションしたと認められる。
始めから、クッションにタッチしたボールは、そのクッションから離れただけでは、駄目。そのクッションから離れて別のクッションに入って始めてクッションしたと認められる。
例外:14−1ゲームでは、セーフティの際(セーフティを宣言した後)手球とそれ以外に2つ以上の球がクッションに入らないとファールとなる。
残り球 (のこりだま)
ブレイクインした後の球の配置。
→もらい球
ハウスキュー (はうすきゅー)
ビリヤード場に常設の貸しキューの事。
ハギ (はぎ)
2種類の木材を互いに組み合わさる様に加工して結合する工法で、キューの構造的特徴とデザインの両方を兼ねている。
主として、先が鋭く尖った剣状に加工して組み合わせた剣ハギと、円弧状に加工して組み合わせた竹の子ハギがある。
→キュー、 インレイ、 組みハギ、 剣ハギ、 竹の子ハギ
ハスラー (はすらー)
1.ポール・ニューマン主演の映画。
2.賭けビリヤードで生計を立ててるビリヤードの上手い人。
でも本当は、人を騙す(欺く)人をハスラーといいます。また、その行為(テクニック)をハスリングとか言うらしいです。
Hustler:
(1)活動的な人、やり手。
(2)詐欺師・・・(某英和辞典より)
腹切り (はらきり)
バンクショットで、クッションから返ってくる球のコースを先球が通過する前に手球が横切るバンクショット。
→バンクショット
バット (ばっと)
1.野球でボールを打つ時に使うどーぐ。
2.キューの真ん中より、根元の部分。(グリップのある側)
分割式の場合は、グリップのある太い方。
→シャフト、 フォアアーム、 パイロッテッドジョイント、 フラットフェイスジョイント
バットキャップ (ばっときゃっぷ)
キュー尻の保護の目的で付いている樹脂や象牙製のパーツ。
→キュー、 キュー尻
バットスリーブ (ばっとすりーぶ)
キューのバット部分のグリップより後ろ(キュー尻側)部分の名称。
→キュー、 グリップ、 キュー尻
バンキング (ばんきんぐ)
公平にゲームの先攻・後攻を決めるための方法。
ヘッドライン内の左右にお互いのボールを置いて、フットレールに向かって撞き、手前のヘッドレールに近い方が先攻。
次の場合は、無条件で負け(後攻)。
1.ボールがフットレールに入らなかった場合。
2.ロングラインを超えて、相手のエリアに自分のボールが入った場合。
3.自分のボールがポケットインしたり、場外に飛び出した場合。
バンキングの結果、優劣が付けられない場合はもう1度バンキングをやり直しする。
バンクショット (ばんくしょっと)
的球をクッションに入れてからポケットインさせる方法。
→腹切り
バンパーゴム (ばんぱーごむ)
キュー尻に付いているゴムの事。
キューを立てて置く時の衝撃をキュー本体に伝えない為と、立て掛けて置いた時に滑らない様に付いている。
→キュー尻、 キュー
パイロッテッドジョイント (ぱいろってどじょいんと)
ジョイントと結合部分が、凹凸になっていて、組み合わさる様に接合面が立体的になる様な構造になっているジョイント。
通常、シャフト側が凸、バット側が凹形状になっている。
→ジョイント、 シャフト、 バット
パウダー (ぱうだー)
キュー(シャフト)の滑りを良くするために、ブリッジを組む親指と人差し指の付け根に塗ったり、シャフトに直接塗ったりする粉。(固形タイプもある)
ビリヤード専用でなくても、ベビーパウダーでOK
引き球 (ひきだま)
ドローショット。手球の下を撞いて、手球が的球にヒットした後逆回転が(バックスピン)が掛かる様に撞くショット。
的球に対して100%の厚みで撞くと、手球は的球にヒットした後、手前に戻ってくる。
→ドローショット
ひっかけ (ひっかけ)
クッション際に的球があって、ポケットに直接狙うには非常に薄くて難しい時、手球にひねりを加えて、空クッションから引っかけるように的球をポケットインさせるテクニック。
→空クッション
ひねり (ひねり)
手球の左右の撞点を撞いて、手球に左または右回転(スピン)を与える撞き方。
このショットの難しいところは、まず手球の左右を撞く事で手球が撞いた方向へ走らない。そして、遠い弱いショットの場合は、手球に徐々に縦回転が加わりつつ、前へ進む勢いがなくなる事でカーブが出る事。そして、的球にヒットした時に手球と的球の摩擦によって手球の回転方向に的球のコースがずれる(スロウ)。
以上のような事がおきるので、初心者がビリヤードを続ける上でこのひねりは、ひとつの壁である。
上級者は、先の現象を予測してあらかじめ狙った方向とは違う方向に撞いて対処する。(みこし)
→イングリッシュ、 見越し、 スロウ
フォアアーム (ふぉああーむ)
キューのバットの内、グリップよりジョイント側の部分の名称。
→キュー、 バット、 ジョイント
フォローショット (ふぉろーしょっと)
押し球の事。
→押し球、 芯押し
フォロースルー (ふぉろーするー)
ストロークの流れの中で、キュー先(タップ)と手球が当たってからのキューの動き。
ストロークの中では、これが一番大事!!終わりよければ全て良しではないが、フィリピンのプレイヤー等は、バックスイングとか思いっきり肩とか動いてるのに、フォロースルーは、長く美しい!!
ん〜、でもストリックランドなんかフォロースルーの最後内側にこじるけど真っ直ぐキューが出ているのか入るなぁ〜
フットスポット (ふっとすぽっと)
→ロングライン
フットレール (ふっとれーる)
ラックする側の短クッション。ラックする側の短い辺側のレール。
→短クッション、 ヘッドレール、 ロングライン
フラットフェイスジョイント (ふらっとふぇいすじょいんと)
ジョイントの接合面が、シャフト側もバット側も平らで、面で接合する構造になっているジョイント。
→ジョイント、 バット、 シャフト
フリ (ふり)
先球とポケットを結ぶ直線に対する手球の位置。
厚みが100%だと、フリが無いと言い、角度が付いて薄くなるほどフリが大きいと言う。
また、直線に対して(手球側から見て)手球が右にあれば右フリ、左だと左フリと言う。
フリーボール (ふりーぼーる)
特定のゲーム(U.S.9-Ball等)で、ファールでプレイヤーが交代した時に手球をテーブル上の自由な位置に置く事が出来る事。または、そのルール。
→手球フリー
フロック (ふろっく)
マグレの事。特に全然予期せぬポケットに入ったり、狙った球と違う球が入ったりする事。
但し、低い確率でも、果敢に狙って成功した場合は、フロックではなくラッキーショットといい、大方は撞く前のプレイヤーの挙動で判断出来るので、成功した場合は、ちゃんと拍手してあげたりしましょう!
KOEIさん流に言うとフ・ロ・ク。
ブレイク・エース (ぶれいく・えーす)
ある球をブレイクショットで落とせば勝ちというルールのゲーム(9ボール等)でブレイクショットでその球を落としてそのゲームを取る事。
→エース、 9-Ball、 ナインボール
ブレイク(ショット) (ぶれいく(しょっと))
各ゲームの最初にラックに組まれた状態からのショット。
9ボールゲームやローテーション、8ボールなどのゲームでは、ラックに組まれた状態のボールをテーブル上に散らし、一つでも多くポケットするために力強いショットをする。
しかし、14−1ラックゲームの様に的球を散らした状態で相手に渡すと不利になるゲームでは、セーフティブレイクと言って手球をコントロールしたショットをする場合もある。
ブレイクイン (ぶれいくいん)
ブレイクショットでいずれかの球がポケットインする事、した事。
ブレイクキュー (ぶれいくきゅー)
ブレイク用のキュー。
ブレイク用として売られている物もありますが、普通は、新しくキューを買い替えたりした時に古いキューをブレイク用にする事が多いようです。
ブレイク用のキューを持つ意味は、通常とは異なるハードショットをするブレイクでは、キューやタップの痛みが激しく、プレイ用のキューでブレイクをしていると、プレイに支障をきたす場合があるのと、ブレイクの時は、何よりパワーが欲しいのでキュー自体にパワーがあるものや、パワーを伝え易い物を別に用意します。
ブレイク・ナイン (ぶれいくないん)
9ボールゲームでブレイクの時に9ボールが落ちる事によってそのゲームを取る事。
→9-Ball、 ナインボール
ブレイクノーイン (ぶれいくのーいん)
ブレイクで1つも球がポケットインしなかった事。
ブレイクランアウト (ぶれいくらんあうと)
Break run out.
ラックした状態のブレイクショットから、手球以外のテーブル上にあるすべての球をノーミスで落とし切る事。
マスワリ
→マスワリ
プール (ぷーる)
1.水着のおねぇちゃんがいっぱい居るところ。しかし、僕は海派だけど・・・
2.ポケットビリヤードの事。
昔、ポケット付きのビリヤード台がイギリスからアメリカにやって来た頃、ポケットに落ちたボールは、そのポケットのネット中に置いておいた(溜めておいた)事から、置き場とか言う意味の単語Poolがビリヤードの中でもポケットビリヤードの意味として使われたらしいです・・・
でも、最近ではスポーツビリヤードを目指しているからか、ハスラーと賭け球のイメージが強いプールという言葉を使わずに、ポケットビリヤードの方を多く使うみたいです。
プッシュ (ぷっしゅ)
1.プッシュアウトの事、プッシュアウトの時、プッシュアウトまたはプッシュとコールする。
2.ダブルヒットの事、以前はダブルヒットの事をプッシュと呼んでいた。
→プッシュアウト、 プッシュショット、 ダブルヒット
プッシュアウト (ぷっしゅあうと)
ブレイク直後の最初のショットに限り、プッシュアウトを宣言すると、手球が的球に当たらなくても許される(ファールにならない)制度。また、プッシュアウトされた相手側は、そのまま自分が撞くか、パスして相手に撞かせるか選択できる。
通常プッシュアウトは、自分は、狙えるが(セーフティを含めて)相手は、無理だろうというところに手球を持っていく。だから、手球の微妙なコントロールが出来なくて難しいショットも不安がある初級・中級のアマチュアにはあまり意味の無いルール。
ほとんどがプロアマ問わず参戦できるオープン戦かプロツアーでしか適用されない。
以前国内では「シュートアウト」と言っていたが、海外では「プッシュアウト」と言っていたので、それに倣い現在ではプッシュアウトと言う様になった。
→シュートアウト(制度)、 プッシュ
プッシュショット (ぷっしゅしょっと)
手球と的球が近いときに、的球に当たって勢いが死んだ手球を押し出すように2度撞いてしまう事。ファール
但し、日本のルールでは、手球と的球の間がチョーク1個分の幅以内のとき、プッシュコールする事によって、二度撞きファールから逃れる事が出来る。
この時の的球とは、一番最初に当てるべき第1的球の事。
クッションや、それ以外の的球に対してのプッシュショットはファール!
→二度撞き、 シュートアウト(制度)、 ダブルヒット、 プッシュ
ヘッドスポット (へっどすぽっと)
→ヘッドライン、 ロングライン
ヘッドライン (へっどらいん)
テーブル上のヘッドスポットとロングレール上の2ポイントを結ぶ線。
通常ブレイクショットは、このライン内から行われる。
→ヘッドスポット
ヘッドレール (へっどれーる)
ブレイクする側の短クッション。ブレイクする側の短い辺側のレール。
→短クッション、 フットレール、 ロングライン
ボーラード (ぼーらーど)
正確には、ボウラード
→ボウラード
ボールドレン (ぼーるどれん)
ポケットに落ちた球が一個所に集まるようにレールの下にあるボールが流れるレール。
ここを流れてきたボールは、ボックスに落ちて来たり、セットしたトライアングルラックの中に落ちて来たりする。
ホームテーブルなんかでは、ボールドレンが無いものもある。
→レシーブボックス
ボウラード (ぼうらーど)
10個の的球を使いボウリングのスコアの付け方を利用して一人で行うゲーム。
→ボーラード
ポイント (ぽいんと)
テーブルの周囲(レール上)にある丸またはダイヤモンドの形をした印。
長クッション上に6個、短クッション上に3個あり、テーブルを4x8に分割する目安となる。
→ダイヤモンド
ポケット (ぽけっと)
ポケットテーブルにある、的球を落とす為の穴。
コーナー4つとサイド2つの合計6つのポケットがある。
→コーナー(ポケット)、 サイド(ポケット)
マス (ます。)
1.魚の種類。なぜか安物の弁当に「鮭」として入っている。そして、みんな「マス弁」を「シャケ弁」と思って食っている・・・
2.ラックの事
→トライアングルラック、 ラック
マスワリ (ますわり)
ラックした状態のブレイクショットから、手球以外のテーブル上にあるすべての球をノーミスで落とし切る事。
ブレイクランアウト
→ブレイクランアウト
マッセ (まっせ)
1.大阪弁の語尾に付く言葉。他に「でんがな」「まんがな」等がある。
使用例「撞きマッセ〜」「手球動かしマッセ〜」という感じで使ってください。
2.キューを立てて、通常とは違うストロークで撞くショット。手球を前方へ押し出す通常のショットとは違い、手球に強烈な回転を与える。ポケットビリヤードでは、あまり使われない。
※キューを立てるショットは、ラシャを破いたり傷つける恐れがあるので絶対に初心者は、しないで下さい。
的球 (まとだま)
手球を当てて、ポケットインさせる為のボール。
→手球
見越し (みこし)
手球の左右を撞いてひねりを入れる時、様々な要因で手球・的球のコースがズレる事で通常ポケットインするコースにキューを出してもポケットインする事が出来ない。
そこで、事前にそのズレを見越して撞く事になる。
以上の事から、ズレを先読みしてキューを出す方向を変える事を見越しと言います。
→ひねり
ミスジャンプ (みすじゃんぷ)
1.ミス・ヤングマガジンに対抗して集英社がグラビア・アイドルを発掘するために企画。ミス・ジャンプ!(ウソ)
2.手球の下を撞きすぎて、手球がジャンプしてしまう事。
昔は、ファールだったが、今は、ミスジャンプ自体は、ファールでは無い。
但し、故意にこれを行った場合は、ファールとなる。(直接ヒットする事が出来ない的球に向かって行った時)
→キューミス、 ジャンプショット(ボール)
メカニカルブリッジ (めかにかるぶりっじ)
通称レスト。熊手の様な形をした道具で、手球が遠くて撞けない時に使用する。
→レスト
もらい球 (もらいだま)
相手がミスして、交代した時の配置。(自分が撞く事になる球の配置)
→残り球、 後球
ヨレる (よれる)
ラシャの傷や汚れなどで球のコースがズレる事。
ラシャ (らしゃ)
ビリヤードテーブルに張ってある布。色は、いろいろあって、ほとんどの場合グリーン系かブルー系が使われる。
ラック (らっく)
1.ゲームを始める時に、ボールを三角形やひし形に並べる(組む)事。
または、その状態の事。
2.(1.)の状態に組む、木製または、プラスチック製の道具。
→トライアングルラック、 マス
ランアウト (らんあうと)
取りきる事。
相手と交代した後、残りの球を取りきる事。(勿論ノーミスで、台上の全ての球を)
→取りきり
リボイス (りぼいす)
第1クッションに逆ひねりで入って、2回目のクッションから順ひねりになる廻し方。
レシーブボックス (れしーぶぼっくす)
ポケットビリヤードテーブルで、ポケットに入った球が、ボールドレンを通って最終的にボールが落ちて溜まる部分(場所)。
単に箱状の部分に落ちてくるタイプとラックをセットしておいてラックの上に球が落ちてくるタイプがある。
→ボールドレン
レスト (れすと)
→メカニカルブリッジ
連続ブレイク (れんぞくぶれいく)
前のゲームを取った者が続けてブレイクする事、ルール。
→交代ブレイク
ローテーション (ろーてーしょん)
1〜15迄の15個のボールと手球を使い、テーブル上の最小番号の的球に当てる事をルールとし、順次的球をポケットしていき点数を加算していく。点数は、的球に書かれた番号がそのまま得点となる。先に最初に決めた取得ポイントに達すると勝ちとなる。
ロングライン (ろんぐらいん)
フットレールの中心のポイントとヘッドレールの中心のポイントを結んだ架空のライン。
ロングライン上に、フットスポット、センタースポット、ヘッドスポットが有る。
→センタースポット、 フットスポット、 フットレール、 ヘッドスポット、 ヘッドレール
ロングレール (ろんぐれーる)
長クッション。テーブルの長い辺側のレールの事。
→サイドレール、 長クッション
割る (わる)
1.ブレイクショットの事。
2.ポジションプレーの途中で固まりになっている的球を散らす事。
3.取りきる事。
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